TiLite Story

タイライトが設立されたのは今から約30年程前です。当初、主とする活動は車いすフレームの制作ではなく、チタン製の自転車フレームやゴルフ用のシャフト、オートバイフレーム、その他ワンオフのカスタムパーツの制作で、車いすは少しだけチタン製のスモールパーツを作り、メーカーへ卸している程度でした。

1990年台後半、今のチタニウム加工技術や知識を車いすに生かせないものかと思い始めました。言い換えると、個々に合わせた車いすの方が、その人のパフォーマンスを発揮できるのではないかと考え始めてきた時期でもありました。(まだ「オーダーメードで車いすを作る」と言う概念が浸透していない時代です。)

体にフィトした車いすの方が快適であると言うことは理解していましたが、この人間工学的な取り組みが車いすを『漕ぐ』と言うことに対し効果的かどうかは計り知れませんでした。しかしそれらは両立できると言うことに行き着きました。現在、我々はそれを「TiFit ™(タイフィット)」と呼んでいます。

問題はそれが美しいかどうかでした。今まで自転車やオートバイのパーツ作成を依頼してきた顧客は、完成度が高く見た目も美しい製品を要求し、我々はそれに応えてきました。この姿勢を車いすにも活用したらどうなるだろう。さらに我々が我々自身にカスタム車いすを求めることがあった時、どんな車いすを作るだろうか、何度も何度も問いただし見つめ直しました。

そして最初の美しいタイライトの車いすは、クロススポーツ用として1998年に誕生しました。そこから更に3度ものデザイン改良、軽量化を繰り返し、美しさにも磨きをかけ、遂に完成したのがTR。我々のフラッグシップモデルです。

我々の今日のミッションは至ってシンプルです。

『Make the best fitting, best performing, and best looking wheelchairs in the world.』
世界で一番快適で世界で一番ポテンシャルを発揮できる世界で一番美しい車いすを作ろう。

我々は車いすに熱い情熱とソウルをこめています。

そしてそれはこの先、決して変わる事はありません。これはタイライトの信念です。spread_tr-overlook.jpg